日々、言の葉をつむぐ。

時を大切に、旅するように、ささやかな何気ない日々を暮らしたい。三人の子ども達、それぞれ巣立って楽しみが増えてます。好きな写真と言の葉を紡いでます。

御菓子司 塩芳軒 ナツツバキ

御菓子司 塩芳軒 1882年(明治15)創業

京都市 上京区黒門通中立売上ル。

風格の漂う建物の多い西陣

黒染めの「長のれん」
本家「塩路軒」から暖簾分けしたお店の証。

f:id:rosehazuki:20220622104008j:image

 

現在の建物は大正時代のもの。

京都を代表する有形文化財に、

指定されている由緒ある建築物。

f:id:rosehazuki:20220622104204j:image

 

布の看板である暖簾をくぐると‥

これまた素晴らしく、

130余年の歴史以上の深みを感じる空間。

f:id:rosehazuki:20220622110039j:image

 

豊臣秀吉が栄華を極めた時代、

この辺り一帯、

聚楽第と呼ばれる城郭が築かれていた。

秀吉の造語「聚楽

「長生不老の樂(うたまい)を聚(あつ)むるものなり」

本店留め(本店限定)の焼き饅頭、
初代から受け継がれる代表銘菓『聚楽

 

ひときわ目を引く塩芳軒の上生菓子

f:id:rosehazuki:20220622105658j:image

 

六月の上生菓子

紫陽花 水ぼたん ひさご 水羊羹‥

f:id:rosehazuki:20220621233845j:image

 

f:id:rosehazuki:20220622110129j:image

 

「菓匠会」 御菓子屋仲間、
江戸時代 砂糖の使用を制限。

砂糖の使用を認められた菓子屋は、

「上菓子屋仲間」を結成。
明治・大正期には「菓匠会」に発展、継続。

f:id:rosehazuki:20220622105309j:image

 

千代結び。

色とりどりの飴、可愛らしい飴、

カラフルなガラス細工のような繊細さ、

魅力的なスタイリッシュなパッケージ。

f:id:rosehazuki:20220703201648j:image
f:id:rosehazuki:20220703201653j:image

 

中立売通りを西へ歩いて、

堀川第一橋を渡る。

f:id:rosehazuki:20220622142639j:image

 

このまま北へ歩いて行くと賀茂川へ辿り着く。

f:id:rosehazuki:20220622142651j:image

 

西へ西へ‥京都御苑の中立売御門へ‥

北側に、

ナツツバキが咲いている。

f:id:rosehazuki:20220621122809j:image
f:id:rosehazuki:20220621122812j:image

 

お宿は二条城近く‥

f:id:rosehazuki:20220622125822j:image
f:id:rosehazuki:20220622125819j:image

 

伏見稲荷大社」の千本鳥居のような廊下。
f:id:rosehazuki:20220622125825j:image

f:id:rosehazuki:20220622152319j:image

 

花桃の木。

f:id:rosehazuki:20220622142545j:image 

 

実桃は実を食べるため、

花桃は花を鑑賞するため、

美味しそう だけど、

渋くて酸味が強い花桃の実。

f:id:rosehazuki:20220622142556j:image

 

梶井宮門跡宅から

三井家油小路邸に移築された門。

f:id:rosehazuki:20220622152559j:image

ホテル ザ 三井京都 以前より賑やかな週末!