日々、言の葉をつむぐ。

時を大切に、旅するように、ささやかな何気ない日々を暮らしたい。三人の子ども達、それぞれ巣立って楽しみが増えてます。好きな写真と言の葉を紡いでます。

有松絞りまつり

絞り染めの産地として発展。

歴史ある街並み有松。

江戸時代、東海道の街道筋で発展してきた町。

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約400年ほど前の江戸初期。

名古屋城築城に伴って

大分豊後の大名が着ていた豊後絞り染め

豊後から尾張に移り住んだ三浦某が、

三浦絞りを手ほどき。

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 有松絞りまつり
「絞り×祭り×まち並み」
ものづくり文化を体感、絞り染め作品販売。

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100を超える絞り種類があり、

伝統工芸品にも指定。 

その技法を受け継ぐことが難しく、

今では70種類ほど。

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有松絞り染めの歴史

尾張藩が有松絞り染めを藩の特産品として保護、

竹田庄九郎を御用商人に取り立てたのがはじまり。


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古いお屋敷のうちの一つ、竹田嘉兵衛商店。
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布袋車、

明治24年(1891)

玉屋町(中区錦)から有松に。
水引幕・大幕ともに豪華な刺繍。

文字書きのからくり人形。

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唐子車

全て唐子、文字書きからくり人形。

天保年間(1830~44)知多の豪商が

20年余りかけて製作個人の山車。
唐木づくり、青貝をちりばめた輪掛けや

珊瑚細工に工夫を擬らした造り。

知多から有松に譲られたのは、明治8年(1875)

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神功皇后

明治6年(1873)に有松で造られ、

水引幕は渡辺小華の下絵による四季の花が刺繍。

からくり人形は神功皇后武内宿禰

前人形の神官は目と口を開けたり閉じたり‥

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絞り染め浴衣姿の女性達がとても楽しそう。

2023年6月4日。