日々、言の葉をつむぐ。

時を大切に、旅するように、ささやかな何気ない日々を暮らしたい。三人の子ども達、それぞれ巣立って楽しみが増えてます。好きな写真と言の葉を紡いでます。

懐石処 末木

創業大正八年 懐石処 末木。

文化文政時代の茶室を始めとする家屋。

一宮市尾州)の織物産業。

平安時代以前から

約1300年の歴史がある尾州絹織物。


織機がガチャンと動けば万儲かるガチャマン。

昭和、繊維で発展した町の古いお屋敷。f:id:rosehazuki:20230315002658j:image

 

初代は仕出し屋さん。

昭和40年代に

江戸時代の建物を移築して料亭を始めたそう。

四代目松岡昌夫社長は京都市 南禅寺 瓢亭で修行。

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玄関を入るとすぐに手水鉢。

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おしながきはなくて、

料理の説明は尋ねると丁寧にしてくださる。

良い素材を生かしたお料理。

繊細なお味、器も美しい。

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蟹しんじょう 白鰻の腕もの。
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鯛 イカ 中トロのお刺身
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湯葉 百合の根 あんかけ茶碗蒸し。

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ビワマスの黄金イクラ
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大根めし、赤だし味噌汁。

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フルーツのゼリー。
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ゆっくり楽しんでいただけるお料理。
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個室は庭の回りにぐるりとあり、

ゆっくりと懐石料理を楽しめる落ち着いた雰囲気。

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田んぼの横に、幅の狭い橋板を数枚、

稲妻のような形につなぎかけた橋。
八枚の板からなる三河の八橋のよう。

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中庭の田んぼ 稲を植える前の準備中。
お屋敷の中庭に田んぼ。

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懐かしい風景。

春には蓮花の花々、現代は‥

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三代目 末木昌平さんは、

柴田書店から「料理屋の弁当と仕出し」

料理本も出版。

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愛知県一宮市三条田畑40-1