「点」の太さ、水面の波、ヨット、空の雲、
モザイクタイルのような塗り方がかわいい。
光が「動き」を表している。
明るくて躍動感ある点描画。
ポール・シニャック(Paul Signac)は、
スーラと並ぶ新印象派の代表的画家。
ポール・シニャック《ポン・デ・ザール橋》
新印象派と言えば、やはりスーラ。
スーラの影に隠れていたシニャック。
寡黙で理知的なスーラとは対照的、
交際好きで元気満々のシニャック。
若くして死んだスーラのあと、
新印象派をリードした。
ポール・シニャック《サン=トロペの港》
上野にある国立西洋美術館。
自然と人のダイアローグ展。
2022年リニューアルオープンした国立西洋美術館。
開館100年を迎えるフォルクヴァング美術館。
それぞれの美術館は、
松方幸次郎(1866-1950)と
カール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)
2人のコレクション。
ほとんどの絵画は写真を撮ることが可能。
日本も世界に近づいてきたようで嬉しい。
クロード・モネ《ウォータールー橋、ロンドン》
クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》
バルビゾン派を代表するフランスの画家。
コローといえば「風景画」。
靄(もや)がかかったような独特の雰囲気の風景画。
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ
《夕日の前に立つ女性》
19世紀ドイツのロマン派の風景画家。
思っていたよりも小さな作品。
フリードリヒの絵は
日本の展覧会で見ることは少ない…。
フェルディナント・ホドラー
《モンタナ湖から眺めたヴァイスホルン》
スイスの国民的画家で世紀末美術の巨匠。
色合わせが素晴らしくきれい。
雲の紫色、山々の霞み、海のさざなみが本当に素敵。
テオ・ファン・レイセルベル
《ブローニュ=シュル・メールの月光》
ベルギーの画家。
スーラの影響を受けて点描画を描き、
スーラの再来とも呼ばれた画家。
クロード・モネ《黄色いアイリス》
《刈り入れ
(刈り入れをする人のいるサン=ポール
病院裏の麦畑)》
クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》
クロード・モネ《睡蓮》
2022年 6.4から9.11まで。
あと一週間 という時にやっと見に行けた。
関東、東京に住んでいるみなさまは
ぜひ 国立西洋美術館へ!
日曜日まで。